あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
何度も何度も寄せる波に私は身体を任せたまま小林さんに身も心も埋められ、愛の言葉が囁かれる。そして、息も苦しくなった時に小林さんは私の耳元で囁いた。耳朶に唇を落とされ、苦しげな声は私の身体を震わせる。
「好き過ぎて怖い」
それは私の気持ちだった。私も小林さんが好き過ぎて怖くなる。このまま傍から離れられなくなるのではないかとさえ思う。
「傍に居たいです」
「俺は美羽ちゃんから離れない」
唇が塞がれ吐息を交わしながら少しの時間を過ごす。時間は過ぎていき、もうこうしている時間は残っていない。小林さんはマンションに帰らないといけない。
「服着ないと仕事もあるから帰らないといけないですよね」
「聞いていい?あの下着って俺のため?」
いきなり言われて私は口を噤んでしまう。私にしては可愛らしい勝負下着は勿論小林さんのために買ったもの。同僚から勧められたとかおもちゃにされたとかあるけど、結局買ったのは私だ。でも、それを指摘されると恥ずかしさも倍増する。
「だったらどうします?」
「嬉しいに決まっているだろ。可愛くてドキドキした」
「小林さんって女の人の下着って気になります?」
そんな私の問いに小林さんはクスクス笑う。そして、キュッと抱きしめ、耳元で囁いた。
「好き過ぎて怖い」
それは私の気持ちだった。私も小林さんが好き過ぎて怖くなる。このまま傍から離れられなくなるのではないかとさえ思う。
「傍に居たいです」
「俺は美羽ちゃんから離れない」
唇が塞がれ吐息を交わしながら少しの時間を過ごす。時間は過ぎていき、もうこうしている時間は残っていない。小林さんはマンションに帰らないといけない。
「服着ないと仕事もあるから帰らないといけないですよね」
「聞いていい?あの下着って俺のため?」
いきなり言われて私は口を噤んでしまう。私にしては可愛らしい勝負下着は勿論小林さんのために買ったもの。同僚から勧められたとかおもちゃにされたとかあるけど、結局買ったのは私だ。でも、それを指摘されると恥ずかしさも倍増する。
「だったらどうします?」
「嬉しいに決まっているだろ。可愛くてドキドキした」
「小林さんって女の人の下着って気になります?」
そんな私の問いに小林さんはクスクス笑う。そして、キュッと抱きしめ、耳元で囁いた。