俺様御曹司と蜜恋契約
自宅に入ると急いで階段をかけのぼり自分の部屋へと向かう。辿り着くと一気に力が抜けて、扉に背を付けてよりかかるとそのままずるずると座り込んでしまった。
開けっ放しのカーテンからは強い月の光が差し込み真っ暗な部屋をほんのりと照らしてくれている。
ふと学生時代に使っていた勉強机に目がいった。そこには写真たてが置かれていて、映っているのは小さい頃からいつも一緒の仲良し幼馴染3人組。
陽太を真ん中にして彼の左隣で笑っているのが私。右隣にいるのが同じ商店街の花屋の娘の優子だ。
写真たてに飾ってあるのは高校の卒業式の日に幼馴染3人で撮った記念写真。笑顔を浮かべる私たちは同じ制服に身を包み、手には卒業証書が握られている。
開けっ放しのカーテンからは強い月の光が差し込み真っ暗な部屋をほんのりと照らしてくれている。
ふと学生時代に使っていた勉強机に目がいった。そこには写真たてが置かれていて、映っているのは小さい頃からいつも一緒の仲良し幼馴染3人組。
陽太を真ん中にして彼の左隣で笑っているのが私。右隣にいるのが同じ商店街の花屋の娘の優子だ。
写真たてに飾ってあるのは高校の卒業式の日に幼馴染3人で撮った記念写真。笑顔を浮かべる私たちは同じ制服に身を包み、手には卒業証書が握られている。