怨み赤子
☆☆☆
ユキへの怨みを晴らしてくれたあたしの赤子が、あたしの腕の中で灰になった。
パラパラと落ちていく灰を見つめていると、自分のお腹が急激に膨らんでいくのがわかった。
経っていられなくてその場に膝をつく。
2つ目の怨みがすぐにでも生まれそうだ。
「くっ……あぁぁぁ!!!」
背中をのけぞり天井へと顎を突き出して叫ぶ。
バリッ!と腹部が避ける感覚があり、次の赤子が産声を上げた……。
ユキへの怨みを晴らしてくれたあたしの赤子が、あたしの腕の中で灰になった。
パラパラと落ちていく灰を見つめていると、自分のお腹が急激に膨らんでいくのがわかった。
経っていられなくてその場に膝をつく。
2つ目の怨みがすぐにでも生まれそうだ。
「くっ……あぁぁぁ!!!」
背中をのけぞり天井へと顎を突き出して叫ぶ。
バリッ!と腹部が避ける感覚があり、次の赤子が産声を上げた……。