怨み赤子
クラスでちょっとでも仲が良かったり、気になる女子を相手に自分から話しかけ、翌日に『昨日あいつから話しかけられちゃってさぁ』と、いい気分になって嘘をつく。
そんな事を繰り返しているうちにツバサ君の言葉を信用するクラスメートたちはほとんどいなくなって行った。
みんな興味本位で最初はツバサ君の話を聞くのだが、それが『俺ってモテるんだ』という内容に流れて行けば、すべて嘘だと思われてしまう。
たとえ真実が1つでも混ざっていたとしても、100%が嘘になる。
あたしはクスッと小さく笑った。
ツバサ君に付きまとわられるのは正直迷惑だけれど、ツバサ君は自分で自分の首を絞めているだけなのだ。
『俺ってモテるんだ』
そんな話をすればするほど、ツバサ君の周りから女の子はいなくなる。
その事に、まだ本人は気が付いていないようだった……。
そんな事を繰り返しているうちにツバサ君の言葉を信用するクラスメートたちはほとんどいなくなって行った。
みんな興味本位で最初はツバサ君の話を聞くのだが、それが『俺ってモテるんだ』という内容に流れて行けば、すべて嘘だと思われてしまう。
たとえ真実が1つでも混ざっていたとしても、100%が嘘になる。
あたしはクスッと小さく笑った。
ツバサ君に付きまとわられるのは正直迷惑だけれど、ツバサ君は自分で自分の首を絞めているだけなのだ。
『俺ってモテるんだ』
そんな話をすればするほど、ツバサ君の周りから女の子はいなくなる。
その事に、まだ本人は気が付いていないようだった……。