怨み赤子
弘江の後ろから動画を見ていた大也も表情を変えた。
「なんだよこれ!」
大也の怒鳴り声が教室に響き渡り、弘江が条件反射のように身を縮めた。
「誰だ、こんな動画を撮ったのは!!」
大也の怒鳴り声に教室中は静まりかえる。
もちろん、自分がとりました。
なんて言い出す生徒は1人もいない。
大也の顔は見る見るうちに真っ赤に染まり、それはまるで赤鬼のようだった。
「ふざけやがって!!」
そう怒鳴り、野村さんからスマホを奪い取ると、そのまま壁に向けて投げつけた。
ツバサ君のスマホは大きな音を立てて壁にぶつかり、そのまま床に転がった。
遠目からみただけでも画面に大きなヒビが入っているのがわかった。
「俺のスマホが……!」
そう言って拾いに行こうとするツバサ君を、大也が止めた。
「お前かツバサ。隠し撮りしてたんだろ!!」
「え、ちがっ……」
ツバサ君がサッと青ざめる。
「なんだよこれ!」
大也の怒鳴り声が教室に響き渡り、弘江が条件反射のように身を縮めた。
「誰だ、こんな動画を撮ったのは!!」
大也の怒鳴り声に教室中は静まりかえる。
もちろん、自分がとりました。
なんて言い出す生徒は1人もいない。
大也の顔は見る見るうちに真っ赤に染まり、それはまるで赤鬼のようだった。
「ふざけやがって!!」
そう怒鳴り、野村さんからスマホを奪い取ると、そのまま壁に向けて投げつけた。
ツバサ君のスマホは大きな音を立てて壁にぶつかり、そのまま床に転がった。
遠目からみただけでも画面に大きなヒビが入っているのがわかった。
「俺のスマホが……!」
そう言って拾いに行こうとするツバサ君を、大也が止めた。
「お前かツバサ。隠し撮りしてたんだろ!!」
「え、ちがっ……」
ツバサ君がサッと青ざめる。