letter〜この出会いは運命〜
告白
そんな事がありながらも落着して、お昼休みを迎えた。
夜美ちゃんは私の推薦者として説明会があるみたいだから一緒に食べられないんだって
すると深澤君が私の席に来た。
気にしたことは無かったけれどよく聞くと周りの女の子がキャーって言ってる。
深澤君がイケメンだからか・・・・・。
「ご飯食べよっか?」
そう言って深澤君は私の手を引っ張る。
薔薇園に着くと私は気づいた。
「深澤君!手!手!」
深澤君と私は手を繋いでいた。
そして白い天使のベンチに腰掛けると言った。
「いいじゃん。別に。ちゅー貰った仲だしね?あ、それと鏡夜でいいよ?呼び捨てで。その代わり俺も和歌って呼ばせてね?」
ちゅー貰った仲・・・・・?
ぼっと顔が赤くなるのが分かった。
「えぇ!?いきなり呼び捨ては無理だよー!」
深澤君・・・・・鏡夜君は私の真っ赤な顔を産毛を撫でるように撫でた。
「顔真っ赤。かーわい・・・・・。」
目を伏せて気持ちよさそうな顔をする。
突然私の腰をグイッと寄せた。
そのため私は鏡夜君の膝の上にまたがっている状態になる。
そしたらとつぜん鏡夜君は私の目をまじまじと見て
「ねぇ、付き合ってください。」
と言った。