letter〜この出会いは運命〜
薄い茶色の髪。でも全然染めてるようには見えなくて、、、
そして抱きつく位近寄らないとわからないオッドアイ。右が深い茶色で左が薄い茶色。
硝子細工の様に綺麗な目。
長いまつげはアンニュイな雰囲気を醸し出していてそれがまた綺麗だった。
「きれい・・・・・。」
いつの間にか私は鏡夜君のメガネを取って顔に手を当てるほど見入っていた。
「ふっ。なに?俺の顔そんなに気に入った?」
突然の声に驚く
「えぇ!?あ、いや、目が綺麗だなぁって思ってね?」
「俺のお母さんがフランス人で親父は日本人でハーフなんだ。何時もはバレないように伊達メガネしてるけどね?」
初めて知った。だからこんなに綺麗なんだ。
「へぇ。素敵だね?」