letter〜この出会いは運命〜
「そう?小さい頃からこの髪の毛と目のせいでいじめられたよ?まぁ助けてくれたのは碧泉なんだけどね?」
静かに目を伏せて笑った。
「そっか。でも私は素敵だと思うなぁ。なかなかこんな綺麗な人はいないと思うよ。」
鏡夜君は静かに微笑んで私の背中を ツツツ・・・・・となぞった。
くすぐったい・・・・・。
「んっ・・・・・、」
なんか変な声が出ちゃった。
「ふふっ。かーわい。てか服着なくていいの?俺碧泉と違って下着姿の女の子見て何もしないようないいやつじゃないんだけど?」
えっ??わ、忘れてた!
「ご、ごめん!」
そう言って私は服を着直す。
制服を着ている私を今度は鏡夜君が見てる。
「そういう和歌も可愛いよ?ミルクティー色の髪とか・・・・・。」
私の髪の毛をくるくるしながら言った。
生まれつき色素が薄いからなぁ。それに腰まであるから相手に与える印象が強い。
そしたらチャイムがなった。
「あ、やばい!じゃあね!」
「うん!」
私達は別れて私は教室に戻った。