letter〜この出会いは運命〜





その様子を見ていた夜美ちゃんがある提案を出してくれた。



「でも、昼休みは6、7限にある演説の練習をしなければいけないのですが?」



そしたら奏はふっ、と笑った。




「だったら紫月、お前も来い。」




その言葉を聞いて夜美ちゃんは驚いた顔をする。



奏はそれだけを残して帰って言った。





「何?あの横暴な人。」




夜美ちゃんは怪訝そうな顔をしている。




あんな人だったっけ?




< 136 / 154 >

この作品をシェア

pagetop