letter〜この出会いは運命〜

「付き合ってください。」




えぇー!わ、私!?



私は放課後の校舎裏に呼び出され告白されている。





告白している人はなんと才色兼備と言われている新地碧泉君だった。



更には中学生の時も同じ学校……。




何故にイケメンさんが!?



同学年でしかも同じ中学校だったとはいえ、クラスが一緒になった事がないからあまり会ったことが無かった。




今のクラスだって新地くんがA組で、私はD組だから校舎の一階の端から端で・・・・・あまりA組には行かないから。





でも中学の時も今も、もちろん才色兼備な新地くんは全校生徒の注目の的で噂は知っていた。




何でこんな私なんかを……?




でも、気になっていたし……。



よし!



「はい。こんな私でよければ!」




と言って告白をOKした。




「ありがとう!これからいっぱい喋ろうな?」




キュン!




新地君はニコッと爽やかに笑った。



多分今顔真っ赤だ!


「と、取り敢えず友達待ってるから今日はバイバイ!」



私は取り敢えずそれだけを残して教室へと歩き出した。










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