letter〜この出会いは運命〜
何分経っただろう。
それでもまだ夜美ちゃんは私を抱いてくれている。
「和歌、家においで?私の家に泊まろ?」
そう言って私は夜美ちゃんのお家に泊まらせてもらうことにした。
その晩は夜美ちゃんがずっと一緒に居て話を聞いてくれた。
でも、どうすれば良いんだろう。
どんな顔で会えば良いんだろう。
あ、でももう、会うことなんてない、か。
はぁぁ。苦しいなぁ。
あぁ。私、新地君の事をこんなにも好きになってたんだ。
心がズタズタだ。