letter〜この出会いは運命〜





夜美ちゃんはツヤツヤの黒髪をサイドで三つ編みにして薄いネグリジェで出てきた。






あれ?あの夜美ちゃんがネグリジェで出てくるなんて・・・・・。





「あれ?なんで夜美ちゃんネグリジェ?何時もなら私がパジャマなら怒るのに。」






夜美ちゃんは気づいて顔を赤く染めている。






「う、うるさいわね!と、と言うか和歌だって今何時だと思ってるのよ!ま、まだ寝てただけよ!」






「8時位?まだ寝てたんだ(ニヤ)」





「ね、寝てたわよ!悪い?後8時は正解だけど十分早いわよ!」






そう言ってほっぺを膨らませてプイっと左を向いてしまった。






「まぁいいわ。和歌だし。それよりどうしたの?入りなさい?」






「まだちょっと朝だから冷えてるのに。」






そう言って白のケープを私の肩に掛けてくれた。






優しいなぁ・・・・・。
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