続・いじめ ―終わらない想い―
第六章 戦想
それから毎日…
あいはいじめられ続けた…。
『やめなよ!』
それでも、守ろうと思った
柚は私が止めると必ずやめていた。
そしてあいに手を差し伸べる。
でも、あいは毎回決まってその手を振り払った
「あんたっ…マジでやめて」
そう言われるのは、辛いけれど。
「ねぇ、いいの? 鈴実をいじめればいいじゃんっ!?」
「…いいよ…あいつは…」
何かを柚たちは話していた
そして、柚は決まって空を眺めてた