続・いじめ ―終わらない想い―

――――――
  ―――――…


「ショックで意識が戻る可能性は少なく…辛うじて息は途絶えていないので…
植物状態です…」


『…死んではないんですよね!?

鈴華は…っ…、まだ意識が戻る可能性だってある!』

「…そうなるのは…とても難しいです…」


私の…せいだ…。
なんで…私なんて生きてるんだろう…

病院のトイレに足が向き、鞄の中のハサミに手が出ていた

私なんて…。私なんて……

ハサミを手首に当てた


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