続・いじめ ―終わらない想い―


後ろから腕をとられた


「何してるのっ…!?」

『…結衣…』

「…鈴実には、
私だって…野々村くんだって…未衣だっているよ?」


…死にたい。死にたい…死にたい…

『離してよ! 鈴華は私のせいでっ…私のせいで…!!』


結衣は私の頬を強く叩いた

「誰もそんなの望んでるわけない!
鈴華ちゃんは…鈴実に何て言ったの?」


〝生きて〟

言葉がよみがえる…


< 108 / 138 >

この作品をシェア

pagetop