続・いじめ ―終わらない想い―
「え…?」
『私達は、姉妹なんだから!』
私につられて笑った鈴華の笑顔が眩しかった
鈴華は…お姉ちゃん。
離ればなれになっても、私達は変わらない
本当は、泣きたかったよ…
本当は…胸が張り裂けそうなくらい、寂しかったの。
でも 鈴華が転校するその日までは…
『あ、嫌なら…』
「行きたい」
気がついたら、また笑顔になっていた
これから不幸だなんて…一人なんて、思っちゃいけない
そう思った