続・いじめ ―終わらない想い―
最終章 新想
お父さんとは言葉を交わさずに、
今日は、鈴華がいられる最終日。
…終わって欲しくない日の始まりを告げる朝日が 昇った。
もう一度、この光を見た時…
それが 鈴華との別れだと思った
「おはよう」
AM6:00。ばたばたと物音を立てて階段を下りてきた私達に、珍しく父が挨拶をしてきた
どこか、鈴華は嬉しそうな顔をしてた
ありきたりな朝食が3つ。
このテーブルに3つ同じ食事が並ぶ事は 滅多にない