続・いじめ ―終わらない想い―


―――…


「夕飯できたよー」

『こっちもだいぶ片付いたから! 早く食べよう!』


なんでだろう。
…時間が止まればいいと思うほどに幸せだった

夢だと、思っていたかった



夜が終わらないように…ずっと夜更かしした
それでも、朝はやってきた


「もう朝だね」

眩しい光が、窓から差していた


『私…ずっと言いたかった事がある。
それは、本当に最後の最後に言うね…』


手紙に託した、この想い…
書いたのは…鈴華が寝てからの事。

< 129 / 138 >

この作品をシェア

pagetop