続・いじめ ―終わらない想い―


「どうやってここを割り出したの?」

「車をつけてきた。

何度呼んでも鈴実が夕飯に来なくて…もしかしてと思ったら…」


「鈴実をみた、と?」

お父さんが頷いてはぁ、と溜息をつく母。


「下にお父さんの車泊めてあるから…帰るぞ」

嫌だ…
そんなの…。

『嫌だよ!』

叫いても騒いでもお父さんは、ほぼ強制的に車に乗せた。

一週間…だけだから、と言う母の声。

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