続・いじめ ―終わらない想い―


最初から、お母さんじゃないと知っていた訳ではない。
でも…私にはわかった

お父さんとお母さんの昔の話を聞いた事がない


10歳の誕生日までは…私は今のお母さんが再婚相手など、知る由もなかった。

いつまでこの父親に振り回されるのだろう


「お前がいなかったら…今頃!!!」

そう言って蹴りを入れてくる。


ねぇ、天国にいるお母さん…あなたはこうなる事を望んでいましたか?

あなたは…何を望んでいましたか?


…お父さんは、お母さんしか見てなかった。

再婚相手のお母さんは、自分の家を盗む為の泥棒みたいな存在で…。


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