続・いじめ ―終わらない想い―


「死ねよ」


泣き叫ぶ女子生徒と、柚…そして柚が入ったグループの子たち…

…よく見たら…泣いていたのは…、


   ―――あいだった。


「あ、鈴実ー! 遅かったじゃーん!」

『…何…してるの?』


「こいつごめんねー? こいつさぁ…最低だから!」

その後に柚が行った言葉を聞くより先に、あいを見た…


「やれば?」

あいは涙を拭って 余裕のような表情を作り、うっすらと笑った

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