続・いじめ ―終わらない想い―


…私…


『…』

私が…あの中1でのいじめで得たものは何だった?

…私は…。


『ごめん…悪いけど無理』

強くなりたい。
そう願ってたあの日々に…


「はぁ?」

柚は冗談だろう、というような顔で…
半ば真剣には聞かなかった


『…私聞いたよ…? 柚…。鈴華の事!!』

舌打ちのような音と…。

静まる教室。話し声も一瞬で消えた

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