幕末の想いはココに
過去と今が繋がる瞬間
私には何故か小さな頃から着物を見ると、何か思い出しそうになる

未だに、それが何なのかわからない……

フッと出てきてすぐに消えてしまう

そして、いま、最高潮に悩んでます……

何故かというと……
只今、修学旅行で京都に来ています。
周りには舞妓さん等々……着物だらけ!


「はぁ……」
ついため息をついてしまった。

「なーにため息ついてんのよ〜、あんだけ舞妓さんなりたいとか何とか言ってお店楽しそうに探してたのに、どうしたの??」

友達の一言で、ここに何しに来たのか思い出した。
色々と考えすぎて本来の目的を忘れていた。
もしかしたら、着物を着たら思い出しそうとしている何かが思い出せるんじゃないかって、舞妓さんの衣装とかメイクやってくれるお店探して予約まで済ませてたんだ……

「いや、いつものだから
ははは……はぁ」

「そのため息やめようか(笑)
きいの謎を探る旅でしょ!」

「って、修学旅行だし(笑)
まぁいつもありがとーです。感謝ですよぉ」

そんな会話をしているとお店の前に着いた。
なかなかな料金ですがね……
これしか方法思いつかないとか単純な私(泣)

肌襦袢に袖を通しながらふと……
「懐かしい」と呟き、自分でも驚く。

「あぁ、七五三時に着たって意味で?」と言われたが、私にはそこじゃない気がした。
そんな年齢での事じゃない気がする……
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