唯一愛した君へ






なかなか、死なせてくれない。




こんな世界で生きることを終わらせてくれない。






どんなに死ぬ想いをしたって、









また俺に、



今日を見せる、朝日が嫌いだった。













ひどく、真っ黒で、冷たいものに見えていたんだ。














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