唯一愛した君へ










だけど、



あの日、優梨と見た朝日に、







涙を流してしまった俺は……。
















人生で初めて、心の底から生きたいと思った。
















いつも朝日は、



綺麗で、こんなに優しかったんだと知ったんだ。






本当は、




毎日、また、死にたがる俺を


“生きてる”と実感させてくれていたんだ。








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