唯一愛した君へ
あなたがあたしを愛していなくても。
ただ気まぐれみたいなもので、傍に置いてても。
あなたに捨てられることがないのなら。
あなたが別れようと言わないのなら。
あなたがまだ飽きないのなら。
あたしは、ずっと側にいる。
あたしを思いきり利用してくれてもいい。
あたしもあなたから勝手に幸せをもらうから。
ギブアンドテイクでしょ?
決まりのようになっていた。
あたし達が会うのなら、決まって昼間だ。
夜は絶対になかった。
もしかしたら、他の女の人に会っているからかもしれない。
でもそれは、あたしが知ることじゃない。