唯一愛した君へ






『おいっ!!責任感じねぇのかよ!?今黒鷹は潰れかけてるぜっ!!』






…黒鷹が。


元々統率性がなかったから、当然と言えば当然なのかもしれない。







『…また問題でも起こしたか?』






未練はない、と思っていたが、それでも長年いた古巣だ。そして、居場所だった。






気付いたら、足を止めていた。







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