唯一愛した君へ







それは、今も胸の中に、大きな凝りとなって残ってる…。














あいつのことを考えると、やっぱり駄目だと思う。










でも………。






『これからは罪を償う為に生きていくよ。』








馴れ馴れしいあいつの言葉が、



ふと、思い出される。










俺の罪は………




お前が思う以上に、大きいだろう。












ずっと、



その償い方について、考えていた。






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