唯一愛した君へ





…ふと、見上げると。





青い空が、


海の色に似ていて…――――






少しだけ、俺の心を癒してくれるような気がした。












今日も、真っ青な空だった。






海が、見たい……。




ふと、そう思った。









今から、行ってみようか?




久々に……。







ゆっくりと、一歩を踏み出した―――…。













『おい、どこ行くんだよ?』






だけど、横からした声に、足を止め振り返った。







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