唯一愛した君へ





『………なんで、…お前……っ…』



目の前の光景が、突然すぎて、信じられない。








『よぉ!元気だったか?』


久々というのに片手をあげ、呑気な様子に少し気が抜ける。






『元気なわけ、ねぇだろ』

『まあ、そりゃそうだわな』




『…お前、どうして…ここにいるんだよ…?』






一言一言がすらすらと出てこない。まだ、少し驚きが収まらないみたいだ。






< 342 / 389 >

この作品をシェア

pagetop