唯一愛した君へ










もしかしたら、その間に彼女が来てしまうかもしれない。




そして、俺がいないことを確認して、すぐ帰ってしまうかもしれない。















そう考えてしまったらもう、



ここを離れてしまうことが、とてつもなく、恐いことに思えた。










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