唯一愛した君へ

























2年ぶりの味は、




なんだか少し、苦かった。









久しぶりの感覚に、まだ肺が慣れないのだろう。






何本目かを吸い終えて、昔の味にも慣れていた。





















…だけどまだ、





彼女は、現れない。














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