ラビットガールに恋をして


「うーん、でもなあ……」

一応、常識人のスバルさん。
高校生と住むとなると………
手を出したら犯罪だ。うん、どうしよう?


手を出すことを前提に考えているスバル。それでも彼女は常識人。


「あの、わたし…料理とか作りますよ。」



「えっ!料理出来るの!!」


基本なんでもできるスバルさん。
それでも、出来ないことがある。それが料理だ。
なんで、出来ないかって?
だって作ってくれるんだもん。女の子が、ね。




「ええ、基本的なものなら…」


美少女がキャリーちゃんが私の為に料理…


おはよう、スバルさん、早く起きて。
スープが冷めちゃうわ。


うーんまだ眠いよ、ハニー。


ダメよ、起きて。朝だわ。スバルさんが好きなオムレツもあるのよ。


オムレツ?そうか、君くらい甘いオムレツならいくらでも食べれるのに……。


そんなっ。何をおっしゃっているのっ。
恥ずかしいわ。


そんな顔をしないでおくれよ、マイハニー。さあ、目覚めのキスを……。



「ねえ、さっきから何を考えているんです?スバルさん?」


「いやー、マイハニーの甘いキスを…」


「えっ?キス?」


「…えっ、あっいやなんでもないよ。
うん、お願いできるかな、料理。材料費はこっちが多めに持つから、ね。」



なかなか、幸せな日常ではないか。
ナイス!有馬兄!有馬 夏央くん!!






< 11 / 17 >

この作品をシェア

pagetop