ラビットガールに恋をして
「うーん、でもなあ……」
一応、常識人のスバルさん。
高校生と住むとなると………
手を出したら犯罪だ。うん、どうしよう?
手を出すことを前提に考えているスバル。それでも彼女は常識人。
「あの、わたし…料理とか作りますよ。」
「えっ!料理出来るの!!」
基本なんでもできるスバルさん。
それでも、出来ないことがある。それが料理だ。
なんで、出来ないかって?
だって作ってくれるんだもん。女の子が、ね。
「ええ、基本的なものなら…」
美少女がキャリーちゃんが私の為に料理…
おはよう、スバルさん、早く起きて。
スープが冷めちゃうわ。
うーんまだ眠いよ、ハニー。
ダメよ、起きて。朝だわ。スバルさんが好きなオムレツもあるのよ。
オムレツ?そうか、君くらい甘いオムレツならいくらでも食べれるのに……。
そんなっ。何をおっしゃっているのっ。
恥ずかしいわ。
そんな顔をしないでおくれよ、マイハニー。さあ、目覚めのキスを……。
「ねえ、さっきから何を考えているんです?スバルさん?」
「いやー、マイハニーの甘いキスを…」
「えっ?キス?」
「…えっ、あっいやなんでもないよ。
うん、お願いできるかな、料理。材料費はこっちが多めに持つから、ね。」
なかなか、幸せな日常ではないか。
ナイス!有馬兄!有馬 夏央くん!!