ラビットガールに恋をして
「スバルさん?もっとよって下さい。」
ソファで並んで座るスバルとユキ。
隣はお風呂上がりのパジャマ姿のユキちゃん。
パジャマはピンクにドット入り。
ストロベリーのアイスを食べるユキちゃん。
「スバルさーん?」
「あっ、うん。なにかな?」
「スバルさん、何か考え事でも?」
……もちろん、君のことだぜ!
とは言えない大野 スバル 御歳二十歳
「あっもしかして、アイス食べたいんですか?」
「えっ?」
「はい、一口。あーん。」
アイスをスプーンですくい、スバルの口に運ぶユキ。
「えっ、あっ、あーん。」
……くうーーー。この上なき幸せ!!
美少女のあーんだぜ。
ビデオにとりたいくらいだぜ
「美味しいですかー?」
「うん、甘くて美味しい。
それじゃあ、君にも、一口。」
「えっ、わたしは…わたしはいいですっ。」
「そんな恥ずかしがらないで。
ほら、その可愛いお口をお開けなさい。
アイスがとけちゃうよ?」
本気モードのスバルさん。
いったいいつスイッチが入ったのか?
こうなってしまえば、誰も止めることはできない。
「ほら、あーんだよ。ユキちゃん。」