ラビットガールに恋をして


「…えっと、お名前は?」


…いきなり、見知らぬ人に名前を聞いてしまった…
ほら、警戒してるじゃないかーい


「……ユキです」


「…ユキちゃん…名は体を示すというか
、可愛らしい名前だね、ユキちゃん。
私はスバルと言うのだけど、どうかな?
お時間があるのなら、お茶でも?」



明らかにユキには他に用事が有り気なのに、それでも半ば強引にお茶に誘うスバルさん。超肉食系女子なり。



「あっえっと、この家に行きたくて……」


ユキという名の美少女はメモを差し出した。
ふむふむ、どれどれ とそのメモを受け取ったスバル。




「あれ。ここって……。」



「今日から此処に住むんです。」




「…………えーーーー!!!」



メモが示した赤印が書かれた場所。
そこはまぎれもなくスバル邸でしたとさ。
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