俺に恋焦がれろ


二人きりの初めてのクリスマスイブ



「初めてだね」


「なんだか恥ずかしい、改まって」


そうちゃんが見つめていた。
恥ずかしくて俯いた


「なっちゃんお顔見せて」


おずおずと顔あげたら
優しい微笑んでいるそうちゃん


「恥ずかしがっていたら、料理冷めてしまうよ、食べよ・・・」



「おいしーい」


「だろ?」



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