Share Heart
第二章
カーテンから差し込む光。
昨日と変わらない朝だ。
でも、着替える格好は変わった。
もちろん制服だ。
スカートのプリーツを整えた。
やはり中学の制服とは違う。
注文したときと変わらないが、スカートの裾は膝上にある。
中学のときは膝がちょうど隠れる程度だった。
こんな小さいことでも高校生ということを思い出させた。
今日は入学式だからと思って、髪を下のほうでふたつにしばる。
ふたつのほうが先輩受けも良さそうだ、と勝手に思っていた。
リビングに出るとすでにみんな起きていた。
昨日はあんなに眠そうに、というか寝ていた神無月もだ。
「おはようございます。」
と挨拶するとみんなから返事が来た。
私は昨日と同じ席に座り、今日も倉谷のおごりであろう朝食を口にした。
みんなの制服姿は新鮮だった。
望田と神無月は幼く見えた。
望田の昨日の格好はジーンズにニットという軽めの格好だったにもかかわらず、大人っぽく見えた。
神無月はあの真っ白な部屋を見てから、大人なイメージがあった。
私はトーストの最後の一口を飲み込んだところで席を立った。
そのとき、すでに食べ終わっていた今原が
「学校…一緒に行こうぜ」
と言ってきた。
断る理由もなく、そのまま了承した。
昨日と変わらない朝だ。
でも、着替える格好は変わった。
もちろん制服だ。
スカートのプリーツを整えた。
やはり中学の制服とは違う。
注文したときと変わらないが、スカートの裾は膝上にある。
中学のときは膝がちょうど隠れる程度だった。
こんな小さいことでも高校生ということを思い出させた。
今日は入学式だからと思って、髪を下のほうでふたつにしばる。
ふたつのほうが先輩受けも良さそうだ、と勝手に思っていた。
リビングに出るとすでにみんな起きていた。
昨日はあんなに眠そうに、というか寝ていた神無月もだ。
「おはようございます。」
と挨拶するとみんなから返事が来た。
私は昨日と同じ席に座り、今日も倉谷のおごりであろう朝食を口にした。
みんなの制服姿は新鮮だった。
望田と神無月は幼く見えた。
望田の昨日の格好はジーンズにニットという軽めの格好だったにもかかわらず、大人っぽく見えた。
神無月はあの真っ白な部屋を見てから、大人なイメージがあった。
私はトーストの最後の一口を飲み込んだところで席を立った。
そのとき、すでに食べ終わっていた今原が
「学校…一緒に行こうぜ」
と言ってきた。
断る理由もなく、そのまま了承した。