☆腹黒王子に溺愛された悪女★
私と行動を共にする人はいない。
一緒に昼を過ごす人はいない。
ペアを組む時はいつも、クラスの1番地味な真面目っ子・佐々木さん。
(残り者同士)
こういうの何て言うんだっけ...
ぼっち?
寂しいと感じた事はないけど
不便だなーとは思うかな。
ただそれだけ。
私にとって学校なんて将来の為の学歴作りであり、部活なんて将来腰の曲がった年寄りにならない為の体作りだとしか思ってない。
悪女というより、ただの捻くれ者。
高校生活の3分の1はそれで過ごしたんだから、残りもこのまま続いていくと思う。
...いや、絶対そうだと思っていた。
奴に出会うまでは。