逆転LOVER☆
「馬鹿ですよね・・・。本当に。」
100%の愛想笑い。
あたしは馬鹿で虚しい女だ。
そう思ってるのは、
三澤くんも同じだと思ってた。
「馬鹿すぎ。」
やっぱり。そうですよね。
人から言われるとやっぱり痛い・・・。
落ち込むあたしに三澤くんは言った。
「馬鹿だけどすげぇよ。1人で努力して、
今また学校にも通えてる。
つえーじゃん?それってココ。」
そう言って胸を叩いた三澤くん。
受け入れるだけじゃなく、
褒めてくれた三澤くん、言わせて下さい・・・。
嘘をついててごめんなさい。
それと・・・友達になってくれてありがとう。