逆転LOVER☆







風の音と授業の始まりを告げるチャイムの音。


裏庭の大好きな友達の下で、

大好きな人の弱々しい姿を見て抱き締めるあたし。








2度ある事は3度ある。




だけど3度目はこれまでとは違う。


あたしの腕の中で小さく言った先輩の言葉に、

ほんの少しでも期待してはいけませんか。







これが嘘だとしても、

今はまだ夢を見ていてもいいんでしょうか。











「カッコ悪いね俺・・・、けど無理・・・俺の側にいてよ。」










その言葉の真意を、



今はまだ聞きたくありませんでした。





< 122 / 249 >

この作品をシェア

pagetop