逆転LOVER☆
「むぅお疲れ様~!!!凄い良かった!」
「あ、ありがとう・・・三澤くんが助けてくれて。」
市川さんは「やるじゃん」と言うかの様に、
三澤くんの背中を叩いた。
だからそれ凄く痛いんですよ・・・。
「あたし達の役目は終わったし、
これからどうする?どこか見に行く?!」
「動くのだりぃ」
そんなやり取りをしてる中、
あたしは先輩の姿を探した_____…
「むぅ、先輩の所行きたいんじゃない?」
「えっ・・・・・・?!」
図星を突かれて慌てるあたしに、
市川さんはお腹を抱えて大笑いする。
そ、そんな笑わなくても・・・。
「行ってみようよ。3年のクラスに☆」
ウインクをした市川さんに、
とてつもなく不快な顔をする三澤くんも、
黙って市川さんの後をついてゆく。
い、い・・・行くんですか・・・っ?!?