逆転LOVER☆
これこそ夢なのでしょうか。
目の前には佐野先輩の顔、
唇に感じる温もり_____…
佐野先輩の唇が離れて、
あたしは思わず口元に手を当てた。
・・・あ・・・たし・・・先輩と・・・キス・・・した?
「電話してね、待ってるから。」
そう言った佐野先輩は資料室から出ていく。
待って・・・待って先輩・・・。
どうしてキスしたんですか・・・。
残されたあたしは、
ただただ、佐野先輩を想うだけでした。