逆転LOVER☆
「・・・はい。」
インターホンから聞こえた三澤くんの声は、
やっぱり風邪なのか掠れてた。
「あ、あのっ、片瀬です・・・!」
咳き込む三澤くん。
思ってた以上に酷そう・・・。
「・・・片瀬?今出る。」
具合が悪い上に、
あたしの訪問で玄関まで出てこさせるなんて、
なんだかすごい悪い気が・・・。
なんて思っていると、
玄関の扉が静かに開き三澤くんが出てきた。
それもオマケ付きで。
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