逆転LOVER☆
「ご、ごめんなさいっ・・・これを先生に頼まれて。」
黙って受け取る三澤くんは、
ペラペラとしおりに軽く目を通し、
「・・・あぁ、サンキュ。」
そう言った。
・・・・・・にしても文化祭大丈夫なんでしょうか。
相手役の三澤くんがもし出れなかったら、
代役はちゃんといるんでしょうか・・・。
「文化祭は行くから。」
あたしの考えている事が分かるのか、
三澤くんはそう言った。
・・・・・・良かった。