相合傘〜黒板のジンクス〜
「あ、そうだ雪菜。今日一緒に帰らないか?」
「うん。いいよ」
「はぁー、あんたらのラブラブなところ見てるこっちが恥ずかしいわ。」
「お、なんだ?嫉妬か?」
勇はニヤッとして私の肩を掴みグイッと自分に引き寄せた。
「えっ⁉︎」
「俺たち仲がいいからなー。そりゃあ、嫉妬しても仕方ないよな。」
「ふっふざけんじゃないわよ!誰が嫉妬なんかするかっつーの‼︎」
由真がここまで荒れることなんてあんまりなかったのに‥
勇‥あんたすごすぎるよ‥