相合傘〜黒板のジンクス〜


「あ、そうだ雪菜。今日一緒に帰らないか?」


「うん。いいよ」


「はぁー、あんたらのラブラブなところ見てるこっちが恥ずかしいわ。」


「お、なんだ?嫉妬か?」


勇はニヤッとして私の肩を掴みグイッと自分に引き寄せた。


「えっ⁉︎」


「俺たち仲がいいからなー。そりゃあ、嫉妬しても仕方ないよな。」


「ふっふざけんじゃないわよ!誰が嫉妬なんかするかっつーの‼︎」


由真がここまで荒れることなんてあんまりなかったのに‥



勇‥あんたすごすぎるよ‥
< 143 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop