相合傘〜黒板のジンクス〜
「ねぇ、ねぇ雪菜。」
「ん?」
なによ由真、そんな真剣な顔してさ
なんか企んでるみたいで逆に怖いけどね。
由真は私に近づき小声で喋った。
「雪菜と永江って実際どこまで進んでるのよ」
「っ⁉︎えっ!!」
私は驚きのあまり大声を上げてしまった。
その瞬間クラスにいた人たち全員がこっちを向いた。
あ、ああ‥ごめんなさい
どうしてこんなことに‥
みんなの視線が‥
「やだーちょっとそんなに照れなくてもいいじゃない。クスクス」
笑い事じゃないんだってば
だって私と勇は‥‥