相合傘〜黒板のジンクス〜

耕祐に抱きしめられた

この温もりがずっと欲しかった。

私だけのものにしたかった。
ずっと一緒にいてほしかった。

気持ちが同じであってほしかった。

この日をどんなに心待ちにしてたことか


「好きだ、好きだ。」


「うん。私も大好き。」


「やっと言えた。もう、絶対に離さないからな。覚悟しとけよ。」


「ふふっ、そっちこそ覚悟しててよね!」
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