相合傘〜黒板のジンクス〜


そう、耕佑と私は2才の時から一緒
私の家の隣に耕佑の家族が引っ越してきて、初めは私と、耕佑が仲良くなってそれから親同士で仲良くなった。


だから兄弟みたいに一緒に育ってきた私には耕佑を好きになるなんて想定外のこと


「もうどうしたらいいんだろー。ゆま〜助けて〜。」


私は由真の制服を掴もうとした
けど、由真はよけた



「ひどっ!避けなくたっていいじゃん!」


「何言ってんの。バカ。‥そんなんだったらジンクスにでも、頼ってみたら?」

「ジンクス‥‥。」


「雪菜も知ってるでしょ。この学校のジンクス‥。まぁ、私は信じてないけど」



「うん。あ、そういえば3月に卒業した先輩にいたよ!ジンクスで結ばれたカップル!!」

これはジンクスを信じている女の子はみんな騒いだ




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