相合傘〜黒板のジンクス〜


「あー。松岡先輩と柊先輩だね。まぁ、学校1のカップルって言われてたぐらいだもの、そのぐらいにはならないとね。
自分たちの恥じゃない」


「そんなことないよ!きっと先輩たちがここまで来れたのって運命だったんだよ!」


「はぁ‥雪菜、あんたまだそんな子供だまし信じてるの?いい加減現実みなさい。しかも、自分は全然恋愛してきてないじゃない」


由真は呆れた顔をしている
もう、由真は冷たいんだから

私だって恋してるよ
現在進行形でね‥

それに今悩んでるんだから
どうしたらいいのかなんて恋愛経験全くないしかも、臆病な私にしてみたら地獄だ
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