運命の人。~俺様教師と秘密の恋~
2
「ユメ!」
「きゃぁ!
あ、なんだ…将人…
ごめんね驚いちゃった。」
一人登校していた私の肩を叩いたのは将人で、つい不自然な悲鳴をあげてしまった。
「もう新学期か~
休みもすぐ終わっちゃったな」
「う、ん
そうだね……」
この間の事が後ろめたくて、
将人の笑顔をきちんと見れない。
「………この間ごめんな?
いつの間にか記憶がなくって気づいたら朝だったんだ。
あれから部活もあってしばらく会えなかったし本当にごめん」
「…ううん、
将人起こしても起きなくて私も先に帰っちゃってごめんね。
将人がサッカー頑張ってるの見るの好きだし気にしてないよっ」
私の態度が悪かったのか、将人が申し訳なさそうに頭を下げてきて
私の胸がまた痛んだ。
悪いのは私なのに。
将人の記憶がないという言葉に罪悪感を感じつつも少し安心して
そんな自分がまた嫌で。
でも、
「始業式だから体育館行こう」
「うん!」
差し伸べられた手を握り返して
大丈夫。
私は将人の事が好きなんだから。
そう、いい聞かせながら
体育館へ向かった。
「きゃぁ!
あ、なんだ…将人…
ごめんね驚いちゃった。」
一人登校していた私の肩を叩いたのは将人で、つい不自然な悲鳴をあげてしまった。
「もう新学期か~
休みもすぐ終わっちゃったな」
「う、ん
そうだね……」
この間の事が後ろめたくて、
将人の笑顔をきちんと見れない。
「………この間ごめんな?
いつの間にか記憶がなくって気づいたら朝だったんだ。
あれから部活もあってしばらく会えなかったし本当にごめん」
「…ううん、
将人起こしても起きなくて私も先に帰っちゃってごめんね。
将人がサッカー頑張ってるの見るの好きだし気にしてないよっ」
私の態度が悪かったのか、将人が申し訳なさそうに頭を下げてきて
私の胸がまた痛んだ。
悪いのは私なのに。
将人の記憶がないという言葉に罪悪感を感じつつも少し安心して
そんな自分がまた嫌で。
でも、
「始業式だから体育館行こう」
「うん!」
差し伸べられた手を握り返して
大丈夫。
私は将人の事が好きなんだから。
そう、いい聞かせながら
体育館へ向かった。